正しいやり方でやって初めてお客さんも周りの人も評価してくれる。そうでないと必ずどこかで悪事が発覚するし、運も良くならない。
大切なのは、利益を得る際に本当に正しいかを考えること。つまり義と利をわきまえること。そこさえ間違えなければ、胸を張って堂々と稼げばいい。
人間は、仕事の中で成長する。
まだ社会経験の浅い人たちにとって何より大切なのはまず一心不乱に仕事に打ち込むことです。そして謙虚になって先輩に教えを請うてみることなのです。
世俗的な成功のために会社を起こしたのか、それとも世のため人のために会社を起こしたのか。この違いは大きい。
仕事という字を見てください。「仕」も「事」も「つかえる」と読みます。では誰に仕えるのかと言えば、天につかえるのです。
公のために自分ができることを生涯通じてやり抜いてあとに続く人々への遺産にする。これが志というものです。
自分を高めるための時間を惜しみ、努力を厭っているようでは、結局、この世に何も残せはしません。
仕事を自分自身の金儲けのためや生活の糧を得るたものものだと考えると、人生はつまらないものになります。世のため人のためになることをするからこそ、そこに生きがいが生まれてくるのです。
人間はすぐ悩んだり悲しんだりするでしょう。うまくいくのが当たり前だと思っているから、そう思うのだと思います。僕はそうじゃなくて、ほとんどのことは、うまくいかないんだと思っています。うまくいったらラッキーなんだと思うようにしたらいいと思うんです。
何でも相談するように持ちかける。すると相手は主体的にものを考えるようになる。
正しいことをやらなければ、物事は決して成功しない。