己れ自身の力量によらず、先祖の名声によりて尊敬をあたえて甘受する以上に恥ずべきことなし。
少年たちの勉学を矯正と厳格さによりて訓練せず、彼らに興味をいだかせるべく導くならば、彼らは心の張りを発見せん。
愛の一触れで、人は誰でも詩人になれる。
あなたの悲哀がいかに大きくても、世間の同情を乞おうとしてはならない。なぜなら、同情の中には軽蔑の念が含まれているからだ。
よく練られた仕事は、半ば終わったようなものである。
優しくなりなさい。あなたの出会う人々は皆、困難な戦いに挑んでいるのだから。
不正を非難する人とは、己が不正をなす事を怖れて非難するにあらずして、不正を破らんことを怖れて非難するなり。
嫉妬深い人間は、自ら真実の徳をめざして努力するよりも、人を中傷するのが、相手を凌駕する道だと考える。
笑いの実は青いうちに摘んではならない。
破廉恥に対する羞恥心も、美を求める努力も、ともに欠けているようでは、国家にしろ個人にしろ、偉大な美しい行為を果たすことはできない。
好機とは、何かを受け入れたり、何かをなすべき唯一の一瞬をいう。
恋されて恋するのは恋愛ではなく友愛である。