ライナー・マリア・リルケの名言・格言集

成功というものは、風に吹かれる穂波のように、それに対して人が身をかがめ、そののちに再び身を起こす、そういう成功があるだけだ。

あなたが見るもの、体験するもの、愛するもの、失うものを、最初の人間になったつもりで言い表すようにしてごらんなさい。

誰かを愛することこれは私たちに課せられた最も困難な試練です。すべての努力はそのためにある。

愛されることは、燃えつづけることでしかない。愛することは、暗い夜にともされたランプの美しい光だ。愛されることは消えることだが、愛することは永い持続だ。

お前は私を孤独にする。私が手放すことができるのはお前だけ。

世間の恋人達を見るがいい。やっと告白が始まるときにはもう欺いている。

結局夏は来るのです。だが夏は永遠が何の憂いもなく、静かに広々と眼前に横たわっているかのように待つ辛抱強い者にのみ来るのです。

私の運命は何ひとつ運命を持たないことです。

神という観客の前で、僕はもう演ずることをやめてしまった。

あなたの心の中の解決されないすべてに対して忍耐強くなりなさい。そして疑問そのものを愛そうと努めなさい。

いまどこか世界の中を歩いている。理由もなく世界の中を歩いている者は、私に向って歩いているのだ。

愛されることは、燃えつづけることでしかない。愛することは、暗い夜にともされたランプの美しい光だ。愛されることは消えることだが、愛することは永い持続だ。

死とは、私たちに背を向けた、私たちの光のささない生の側面である。

「旅」にはたった一つしかない。自分自身の中へ行くこと。

ひとりの人間が別の人を愛するということ。それはおそらく、すべての課題の中でも、もっとも難しいものだろう。それは究極の試金石であり、証明である。他のすべての行為が、準備にすぎないような行為である。

あなたは春分の純粋な夜のように、昼と昼とを二分して立っている。