山縣亮太選手(陸上)の語録・名言

はるか先を見るのではなくて、自己ベストを少しずつでも縮めていくこと。それが大きなモチベーションになりました。その小さな自己ベストの更新の積み重ねが、気付くと陸マガのランキングに載るぐらいになったのです。そうして『もう一度、日本一を目指すことができるのでは』と思うようになりました。

 

(順位がどんどん堕ちてモチベーションを保てなくなったときに、どうやって前向きになれたかの説明の言葉)

僕はどちらかというと小さい波で合わせていくタイプで、目の前の試合で、前の試合よりもいい記録を出せるようにしっかりと調整してきました。

僕もレース前は今でも緊張しますし、仕方のないことです。だから、僕は普段から持っている120%の力をレースで出そうとするのではなく、『どんなに良くても90点くらいの走りしかできないんだ』と考えるようにしています。自分がレースで90点の走りしかできなかったとしても、勝てるつもりで練習できていれば、試合で緊張したとしても、自分の走りさえすればいいんだという気持ちでスタートラインに立つことができると思います。

走りを突き詰めていく努力は、脚が遅い日本人だからこそ、まずやるべきだと思います。

正直に言えば、負けるのは怖いです。負けることを考えてもしょうがないのですが、周りが調子を上げてきている分、自分もしっかり調子を合わせないと勝てない。やはり日本選手権では負けたくはありませんから。

(国内の強い選手と走れることにワクワクするか?の答え)