田中角栄の名言・格言

 

約束したら、必ず果たせ。できない約束はするな。

数は力、力は金だ。

無理はしなければしないほうがいいんだよ。
苦労というものはいい部分もあるが、悪い部分もある。
苦労はしてもいいけど、無駄な苦労はしないほうがいいんだ。

食って、寝て、嫌なことは忘れることが一番。

人間、いつも始まりなんだ。
これが終わりだと決めてくれるのは「運命」だけだ。

社会が悪い、政治が悪いなんて言って、一体何があるんだ。

国の方向を示すのが政治家の役目だ。
それが出来なければ役人以下だ。

小さくまとまっておって天下の政治ができますか。

どんな境遇におかれて辛い思いをしても、天も地も人も恨まない。

時間の守れん人間は何をやってもダメだ。

いやなことは、その日のうちに忘れろ。自分でどうにもならんのにくよくよするのは阿呆だ。

政治家を志す人間は、人を愛さなきゃダメだ。

人の喜び事はとくに励ましてやる必要はない、本人が幸せなんだから。むしろ苦境、悲しみのさなかにあるとき、力になってやるべき。

人は実感したものを信用する。

わかったようなことを言うな。
気の利いたことを言うな。

そんなものは聞いている者は一発で見抜く。

借り物でない自分の言葉で、全力で話せ。

そうすれば、初めて人が聞く耳を持ってくれる。

法律を使うのは人間である。
人間が使えないような法律は、法律ではない。

念仏を百万遍唱えても実行、実現しなければ意味がない。

大学の教授より、むしろ小学生の先生を大事にしなければいけない。
小学校の先生が白紙の子供を教えるのだから。

人間は、やっぱり出来損ないだ。みんな失敗もする。

その出来損ないの人間そのままを愛せるかどうかなんだ。

政治家を志す人間は、人を愛さなきゃダメだ。

東大を出た頭のいいヤツはみんな、あるべき姿を愛そうとするから、
現実の人間を軽蔑してしまう。

それが大衆軽視につながる。

それではダメなんだ。

そこの八百屋のおっちゃん、おばちゃん、
その人たちをそのままで愛さなきゃならない。

そこにしか政治はないんだ。
政治の原点はそこにあるんだ。

好む好まざるとに関わらず、たたなければならない時がある。総理という職責は、なりたいと思ってもなれない。
なりたくないと思っていても、やらなければならない時があるんだよ。