★「今、選んだもの」を将来につなげる生き方
二者択一不可能な問題は、選択したものを正解として、とりあえず進むしかありません。選ばなかったほうに心を残すのは、選んだ選択肢に失礼ですし、選ばなかったという過去にとらわれることになります。今、選んだものを、将来につなげましょう。
★「無駄な一日」などない
どんなに生産性のない一日でも、楽しいと感じられることはあるもの。それを意識すれば、その日は無駄ではなく、有意義な一日になります。
★くよくよしてもしなくても、結果は変わらない
やるべきことをやった後にさっぱりしている人には充実感が残ります。その充実感が、人生を確実に良い方向に導いてくれます。
★あなたの出番は、いつか必ずやってくる
大切なのは、「仮に出番がなくても、私はこれでいい」と高い自己評価ができるように、コツコツと鍛錬を怠らないことです。
★「いいもの」「好きなもの」を探しに行こう
「私は生きること自体が趣味のような物なのだ」
今から「いいもの」「好きな物」を探すアンテナを貼って、引っかかった物から着手してみましょう。
★「大人のカメレオンになってごらんよ」
カメレオンでもいいのです。強い意志を持つ、やるべきことを心得ているカメレオンです。
★流行に乗るのも悪くない。でも……
流行の風に振り回されないように、自分らしさに重点を置いて、時代の爽やかな風を上手に受けて、笑顔で歩いていきましょう。
★夫婦円満の秘訣は「共通体験」
同じ時間、同じ場所で、共通の体験をすることが私たちの絆を強くしている。夫婦関係を良好に保つためには、共通体験がとても大切なのです。
★「年を取る」メリットは早めに探し始めよう
あなたの周囲には、メリット探しを手助けしてくれる「年は取りたくない」と愚痴を言っている、反面教師がたくさんいるのですから。
★やるべきことは、結果がどうであろうとやる!
周りからの評価に一喜一憂せず、自分のやるべきことをやる勇気を持ちましょう。
★仏教は、人生の「予防医学」のようなもの
「私は今年、生まれて初めて◯歳になった」と言えばいい。若いときには気づかなかった人生の深い味わいを知ることができるのも、年を重ねるゆえです。
★いいことも、悪いことも「いつか終わる」
いいことがあっても、悪いことがあっても「この状態はいつまでも続かない」と自分に言い聞かせます。「一週間後には笑っていられるようにしよう」「半年後にはこの状況を人に笑って語れるようになろう」「三年後にはそんなこともあったなぁとなつかしめるようになろう」と思うのです。
★あなたも、相手も、一つの尊い「作品」
コミュニケーションでも、他の人の言動の土台に思いを馳せる力は、思いやりにつながる大切なものです。
★「大切な人との別れ」とどう向き合うか
日常の中でも、”じゃあ、またね”って、次に会うのを楽しみにした、たくさんの別れをしてるんだから、それと同じように考えたらどうですか。
★将来のことを”妄想”しない
将来のことを願うのはいいことです。でも、妄想はいけません。
★中国古典が教える”失敗学”
どんな状況で失敗したのかを覚えておくことが、失敗を次に活かすことになります。
★「気にしない」、けれど「無関心」にはならない
気にしなくてもいいですから、無関心にだけはならないようにしましょう。
(出典元:『気にしない練習』名取芳彦)